Legal/Compliance

食品・健康カテゴリで避けるべき3つの規制リスク

薬機法・景品表示法・食品表示法のグレーを踏まえ、広告審査で落ちにくい表現と必要書類の揃え方を実務目線で整理しました。

薬機/景表チェックリスト付根拠資料サンプル審査パケット雛形
Food

1. 薬機法: 「効能」ではなく「使用感・体験」

効能効果をうたう表現は即NG。審査で通った例は「肌をうるおす」ではなく「しっとりとした使用感」。根拠資料は成分のエビデンスと試験データをセットで添付。

  • NG: 「脂肪を燃焼」 / OK: 「運動と組み合わせてスリムを目指す方に」
  • NG: 「シミを消す」 / OK: 「明るい印象の肌を保つ」

2. 景表法: 比較優良誤認を避ける

「No.1」「最安」などの比較表現は根拠資料がない限り避ける。第三者調査のスコープと日時を明記し、審査提出用にPDF化。

例: 「2026年4月自社調査(n=512)での満足度4.7/5」。

3. 食品表示法: 原材料・アレルゲン表示

広告文とパッケージ表示が食い違うと返品が急増。アレルゲン7品目の表示、賞味期限、製造所固有記号を広告LPにも記載する。

LP側にも「開封後はお早めに」など保存方法を明示し、CSが同じ回答を使えるよう統一。

4. 定期購入の解約動線

解約のしやすさを明示しないと審査で止まる。解約手続きページへのリンクと営業時間、次回出荷の締切時間を広告LPに記載。

審査パケットの中身
  • 商品仕様書(原材料・アレルゲン・製造所)
  • 第三者調査の結果・調査票・サンプル数
  • 医療的表現を回避したコピー案
  • LPスクリーンショット + タグ実装確認画像
よくある審査NG

・「ダイエット成功」など成果保証
・根拠のない医療機関名の使用
・定期縛りがわかりにくいボタンラベル
・特商法表示の抜け漏れ

返品・解約データとの連動

審査を通すだけでなく、返品・解約理由をタグ付けし、広告表現の修正に反映。解約抑止トークとLP文言を同一にし、乖離をなくす。

内部監査の頻度

景表・薬機の内部チェックは月次、年次は外部弁護士レビュー。監査結果と改善内容は Trust Center にサマリを公開。